関係代名詞ふたつ目は「which」です。

「which」も「who」と同じように、ある名詞をくわしく説明してくれる関係代名詞です。

「who」が「人」のみに対して、「which」は「人以外」が対象です。(※ペットも含む泣)

簡単にいうと、「which」は「who」の「人以外」バージョンと考えてOK。

なので関係代名詞which もそんなに難しいことはやっていません。

もし関係代名詞who を知っている人は、考え方は同じなので理解しやすいと思います。

関係詞の全体像と関係代名詞who についてはこちらの記事より↓

「関係代名詞whichってなんだっけ?」

「関係代名詞whichについて復習したい」

「イメージやニュアンスもつかみたい」

そんな風に感じているみなさんは、例文と共に which を理解していきましょう〜

【関係代名詞 which の使い方】①「主格のwhich」と②「目的格のwhich」

関係代名詞「which」とは?

関係代名詞which は、「人以外のモノ」とそれを説明する文をつなげています。 

①「a book」と②「makes me happy」を関係代名詞which がつないでいます。

「わたしはある本を見つけました、その本というのは、わたしを幸せな気持ちにさせてくれます」

「その本というのは〜」の部分を、関係代名詞whichが表現しています。

関係代名詞「who」との違い

who との違いは、説明しようとする名詞の種類です。

これは文法用語でいうと、「先行詞」とよばれています。

「先行詞」とは、who や which の直前にくる言葉(名詞)のことです。

青マーカー部分が「先行詞」

I have a friend who plays the drums well.

 →先行詞「a friend」

I have a book which makes me happy.

 →先行詞「a book」

関係代名詞 which の使い方①主格の which=主語の代わり

which が後半部分の文章の主語に置き換わるとき、「主格のwhich」とよびます。

たとえばこの例文、

I keep a notebook which inspires me every day.

(わたしは毎日インスピレーションをくれるノートを持ち歩いている。)

水色マーカー部分の which を「a notebook」に置き換えると、意味の通る文章になります。

which inspires me every day.

A notebook inspires me every day.

そのノートは毎日インスピレーションをくれる)

主語の位置に which が代わりに入っているので「主格のwhich」といいます。

関係代名詞 which の使い方②目的格のwhich=目的語の代わり

which が後半部分の文章の目的語を補っているとき、「目的格の which 」といいます。

例文:

This is the plan which I want to try.

(これは私が試したい計画です。)

いちばん最後の 「try(トライ・試す)」のあとに、英語の語順ルールとしては「◯◯を試す」の◯◯がきてほしいんですが、欠けている状態です。

want to try のあとにくるはずの目的語がないので、which がそれを補って前に出ています。

後ろの文で欠けている目的語を補う whichを「目的格のwhich」といいます。

「目的格の which」は省略できる

「目的格のwhich」は省略できるので、以下の文章でもOKです。

This is the plan which I want to try.

↓ which を省略

◯ This is the plan I want to try.

日常英語では、目的格のwhich は省略されていことが多いです。

ちなみに「主格の which」は文の構造が崩れてしまうので、省略できません。

I keep a notebook which inspires me every day.

↓ which を省略

× I keep a notebook inspires me every day.

動詞の keep と inspires が「a notebook」をはさむという構文、全体的にわからなくもないですけどね・・!

案外伝わるかも?

いや伝わりはするけど、丁寧さに欠けて良い印象にはならないかもしれません。。

個人的には、すこし雑に文章をつなげてしまってる感じがします。

関係代名詞which と that の違い

that は「人」も「人以外のモノ」も説明できる関係代名詞です。

(つまりthat は先行詞に「人」と「人以外」どちらもとれます)

前回の「who」とおなじように、今回のwhich も that で代用できます。

わたしは試験で英作文を書くとき時間との戦いなので、that はとてもありがたい存在です。(困った時の that様・・!)

しかもネイティブ界では、日常英語における使用頻度も that のほうが高いようです。

じゃあすべて that でいいじゃないか!と一瞬思いますが、that が絶対使えないときもあります。

【継続用法】カンマ付き文ではthat は使えない

継続用法とは、先行詞に対して追加情報を入れたいときの用法です。

which の前にカンマ(,)がつく形です。

日本語でいうと「ちなみにね」と補足を付け加える感じ。

この用法では、that を代用することはできません。

☆「継続用法」=カンマ付き文章 → that は使えない

I came up with a new idea, which surprised even myself.
(新しいアイデアを思いついた。それは自分でも驚くほどだった。)

who も which も that で置き換えできるけど、カンマ付きの場合は that は使えない」と知っておきましょう。

ちなみに that が好まれる場合もあります。くわしくはこちら↓

どうしてカンマ付きだと that ではなく which が好まれるのか?

それはふたつが異なるニュアンスを持っているからです。

which と that ニュアンスの違い

whichは、whoと同じく、前にある名詞(先行詞)を限定してしっかり説明するニュアンスがあります。

あまたある選択肢の中から、これ!と指し示して限定して、うしろからガッチリ説明する感覚です。

I came up with a new idea, which surprised even myself.
(新しいアイデアを思いついた。それは自分でも驚くほどだった。)

※先行詞「a new idea」

その反面、that のニュアンスは「ただ流れるようにあとの説明文へ導くのみ」なので、

バッサリとカンマで文を区切る継続用法には、 that のニュアンスは合いません。

まとめ

関係代名詞「which」をみてきました。

使い方は who と同じですが、説明しようとする名詞の種類(=先行詞)だけ違いましたね。

whoは「人」、whichは「人以外(ペット含む)」です。

記事の中で登場した例文を真似して、自分に関係ある言葉で文を作ってみましょう。

はじめて英作文するときは、いきなりすべて自分で作ろうとしなくても大丈夫です。

すでに完成されている英文を少し自分用に作り変えるだけで、自分の英語(=自分の言葉)を増やしていけます。

関係代名詞who の記事でも書きましたが、関係代名詞は名詞とその説明の”接着剤”みたいなもので、意外と単純なものです。

自分で文を作れたら、音読したり、AIに話しかけてみるといい練習になります。

周りに英語の話し相手がいないときはおすすめです◎

それでは今回も読了ありがとうございました。