【英文法】はじめての関係詞②関係代名詞「which」のイメージをつかもう
関係代名詞ふたつ目は「which」です。
「which」も「who」と同じように、ある名詞をくわしく説明してくれる関係代名詞です。
「who」が「人」のみに対して、「which」は「人以外」が対象です。(※ペットも含む泣)
簡単にいうと、「which」は「who」の「人以外」バージョンと考えてOK。
なので関係代名詞which もそんなに難しいことはやっていません。
もし関係代名詞who を知っている人は、考え方は同じなので理解しやすいと思います。
関係詞の全体像と関係代名詞who についてはこちらの記事より↓
「関係代名詞whichってなんだっけ?」
「関係代名詞whichについて復習したい」
「イメージやニュアンスもつかみたい」
そんな風に感じているみなさんは、例文と共に which を理解していきましょう〜
【関係代名詞 which の使い方】①「主格のwhich」と②「目的格のwhich」
関係代名詞「which」とは?
関係代名詞which は、「人以外のモノ」とそれを説明する文をつなげています。

「わたしはある本を見つけました、その本というのは、わたしを幸せな気持ちにさせてくれます」
「その本というのは〜」の部分を、関係代名詞whichが表現しています。
関係代名詞「who」との違い
who との違いは、説明しようとする名詞の種類です。
これは文法用語でいうと、「先行詞」とよばれています。
「先行詞」とは、who や which の直前にくる言葉(名詞)のことです。
☆青マーカー部分が「先行詞」
I have a friend who plays the drums well.
→先行詞「a friend」
I have a book which makes me happy.
→先行詞「a book」
関係代名詞 which の使い方①主格の which=主語の代わり
which が後半部分の文章の主語に置き換わるとき、「主格のwhich」とよびます。
たとえばこの例文、
I keep a notebook which inspires me every day.
(わたしは毎日インスピレーションをくれるノートを持ち歩いている。)
水色マーカー部分の which を「a notebook」に置き換えると、意味の通る文章になります。
which inspires me every day.
↓
A notebook inspires me every day.
(そのノートは毎日インスピレーションをくれる)
主語の位置に which が代わりに入っているので「主格のwhich」といいます。
関係代名詞 which の使い方②目的格のwhich=目的語の代わり
which が後半部分の文章の目的語を補っているとき、「目的格の which 」といいます。
例文:
This is the plan which I want to try.
(これは私が試したい計画です。)
いちばん最後の 「try(トライ・試す)」のあとに、英語の語順ルールとしては「◯◯を試す」の◯◯がきてほしいんですが、欠けている状態です。

want to try のあとにくるはずの目的語がないので、which がそれを補って前に出ています。
後ろの文で欠けている目的語を補う whichを「目的格のwhich」といいます。
「目的格の which」は省略できる
「目的格のwhich」は省略できるので、以下の文章でもOKです。
This is the plan which I want to try.
↓ which を省略
◯ This is the plan I want to try.
日常英語では、目的格のwhich は省略されていことが多いです。
ちなみに「主格の which」は文の構造が崩れてしまうので、省略できません。
I keep a notebook which inspires me every day.
↓ which を省略
× I keep a notebook inspires me every day.
動詞の keep と inspires が「a notebook」をはさむという構文、全体的にわからなくもないですけどね・・!
案外伝わるかも?
いや伝わりはするけど、丁寧さに欠けて良い印象にはならないかもしれません。。
個人的には、すこし雑に文章をつなげてしまってる感じがします。
関係代名詞which と that の違い
that は「人」も「人以外のモノ」も説明できる関係代名詞です。
(つまりthat は先行詞に「人」と「人以外」どちらもとれます)
前回の「who」とおなじように、今回のwhich も that で代用できます。
わたしは試験で英作文を書くとき時間との戦いなので、that はとてもありがたい存在です。(困った時の that様・・!)
しかもネイティブ界では、日常英語における使用頻度も that のほうが高いようです。
じゃあすべて that でいいじゃないか!と一瞬思いますが、that が絶対使えないときもあります。
【継続用法】カンマ付き文ではthat は使えない
継続用法とは、先行詞に対して追加情報を入れたいときの用法です。
which の前にカンマ(,)がつく形です。
日本語でいうと「ちなみにね」と補足を付け加える感じ。
この用法では、that を代用することはできません。
☆「継続用法」=カンマ付き文章 → that は使えない
I came up with a new idea, which surprised even myself.
(新しいアイデアを思いついた。それは自分でも驚くほどだった。)
「who も which も that で置き換えできるけど、カンマ付きの場合は that は使えない」と知っておきましょう。
ちなみに that が好まれる場合もあります。くわしくはこちら↓
どうしてカンマ付きだと that ではなく which が好まれるのか?
それはふたつが異なるニュアンスを持っているからです。
which と that ニュアンスの違い

whichは、whoと同じく、前にある名詞(先行詞)を限定してしっかり説明するニュアンスがあります。
あまたある選択肢の中から、これ!と指し示して限定して、うしろからガッチリ説明する感覚です。
I came up with a new idea, which surprised even myself.
(新しいアイデアを思いついた。それは自分でも驚くほどだった。)
※先行詞「a new idea」
その反面、that のニュアンスは「ただ流れるようにあとの説明文へ導くのみ」なので、
バッサリとカンマで文を区切る継続用法には、 that のニュアンスは合いません。
まとめ
関係代名詞「which」をみてきました。
使い方は who と同じですが、説明しようとする名詞の種類(=先行詞)だけ違いましたね。
whoは「人」、whichは「人以外(ペット含む)」です。
記事の中で登場した例文を真似して、自分に関係ある言葉で文を作ってみましょう。
はじめて英作文するときは、いきなりすべて自分で作ろうとしなくても大丈夫です。
すでに完成されている英文を少し自分用に作り変えるだけで、自分の英語(=自分の言葉)を増やしていけます。
関係代名詞who の記事でも書きましたが、関係代名詞は名詞とその説明の”接着剤”みたいなもので、意外と単純なものです。
自分で文を作れたら、音読したり、AIに話しかけてみるといい練習になります。
周りに英語の話し相手がいないときはおすすめです◎
それでは今回も読了ありがとうございました。

