関係詞も4つめのテーマになりました!

今回は「関係代名詞whose」をみていきます。

「whose が出てくると頭が混乱する」

「どう読み進めればいいかわからない」

「どう使えばいいかわからない」

「who とか which との違いは??」

そう思っている方は、意外にシンプルに読めるので安心してください。

ちなみに whose は「フーズ」と発音しますが、whose = who’s ではないです。

音は同じですが、意味は違います。

(「who’s」とは、「who is」「who has」の省略形です)

個人的に音だけ聞くと、「フーズ」=「who’s?」=「”だれ”のもの?」で脳内再生されるので、whose=「誰のもの」はとても覚えやすかったです。(あくまで音だけの話)

今回の「関係代名詞whose」は、前にある名詞(先行詞)を受けて、その名詞の所有(〜のもの)を表現します。

とりあえず例文を見てみましょう。

所有格とよばれる「関係代名詞 whose」

whose はなんと「人」と「人以外のモノ」どちらにも使えます。

who や which と違って、that みたいに先行詞を選ばないので便利です。

2つの例文をみてみましょう。

例文① 先行詞(whoseの前にある名詞)が「人以外のモノ」

I like a book whose cover is blue.

(本のカバーが青色の本が好きです。)

関係代名詞whose

whose は前にある名詞「book」の所有語の代わりをします。

画像にあるように、whose =「book’s」に置き換えられます。

「本が好きで、その(本の)カバーが青色のものが好きです」

例文②  先行詞(whoseの前にある名詞)が「人」

I know the student whose mother is an astronaut.

(お母さんが宇宙飛行士をやっている生徒を知っています)

関係代名詞whose

whose は前にある名詞「student」の所有語の代わりをします。

画像にあるように、「whose」=「student’s」に置き換えられます。

「ある生徒を知っていてね、で、その生徒のお母さんは宇宙飛行士をしているんだ」

中継ぎをしてくれるのが「関係代名詞whose」の役割です。

関係代名詞whose の文章どう作る?

たとえば、「わたしには友達がいて、その友達のお母さんが作家なの」といいたいとき、まず1つずつ文章を作ってみます。

① I have a friend.(わたしには友人がいる)

The friend’s (Her) mother is a writer.(その友人の(彼女の)母は作家です)

この2つの文章は、whose でつなげてひとつの文章にできます。

②の「The friend’s(Her)」を「whose」に置き換えして、つなげてみましょう。

I have a friend whose ( =the friend’s/her) mother is a writer.

シンプルな一文にまとまりました!

最初は言いたいことを日本語で書いてみて、ひとつずつ文章を作ってから whose を使ってみるのがいいかもしれません。

無理につなげなくても通じると思うので、会話の練習をはじめたころは、ひとつずつ話してもいいと思います。(伝わる重視!)

whoseを使った文章にじょじょに慣れていけるといいですね。

who / which / whose 違い

ちょっといままでの関係代名詞たちを、いったん整理してみましょう。

それぞれ関係代名詞がうけもつ先行詞

先行詞とは、「関係代名詞が説明する対象となる言葉」=「関係代名詞の前に置いてある名詞」をさします。

下線部が「先行詞」とよばれる部分です。

先行詞関係代名詞

I have a friend who has many books.

There is a bag which she left.

She has a boyfriend whose mother is a doctor.

She loves a novel whose ending is funny.

それぞれの先行詞の種類はこちらです。

人以外(もの・動物)
who
which
whose
that

どの位置にある言葉の代わりをする?

主格目的格所有格
who◯(省略ok)
which◯(省略ok)
whose
that◯(省略ok)

所有格は whose だけなんですよね。

以下は who や which の記事でもお伝えした「主格」や「目的格」についてです。

「主格」のとき、文の主語の位置にあります。

つまり、who や which といった関係代名詞が、文の主語の代わりに置かれているときは「主格のwho」「主格のwhich」とよびます。

「目的格」も同じように、who や which が目的語の代わりに置かれている場合、「目的格のwho」「目的格のwhich」とよびます。

そして目的格の関係代名詞は省略OKです。

そして今回の「所有格」は、所有を意味する言葉に言い換えできます。(「誰かの〇〇」)

たとえば、「エンディングが愉快な小説が好き」と言いたい場合、

→ I like a novel whose ending is funny.

このとき whose は、所有をあらわす「its(それの)」に置き換えることができます。

「わたしはある小説が好きで、そのエンディングは愉快です」

なので whose は「所有格の関係代名詞」とよばれています。

ちなみに所有をあらわす言葉は中学英語のめっちゃ最初のほうでやりますよね。なつかしいけど、たまにわすれがち。

my(わたしの)、your(あなたの)、her(彼女の)、his(彼の)、their(彼らの)、our(わたしたちの)、its(それの)など

whose は疑問詞としても使えます「これ誰の?」

whose は、関係代名詞の役割のほかにも、疑問詞と疑問形容詞とよばれる役割があります。

疑問詞の whose「だれのもの?」

たとえば、教室にある忘れ物を指して、シンプルにこう言えるかもしれません。

Whose is it?(それ誰の?)

Whose is this?(これ誰の?)

疑問形容詞のwhose「だれの〇〇?」

名詞の前にくっついているので、「疑問”形容詞”」という名称なのでしょうか。

「whose+名詞」という形で、気軽に持ち主をたずねられます。

Whose bag (is this)? (だれのバッグ?)

Whose coat (is this)? (だれのコート?)

Whose voice (is this)? (だれの声?)

Whose concert do you want to go to? (だれのコンサートに行きたいの?)

なぜか5W1Hには入ってないのですが・・日常会話では使えそうですね。

語学学校のネイティブの先生が生徒の忘れ物をゆびさして聞いていた気がします。

まとめ

今回は「所有格の whose」をみてみました。

文法用語はあいかわらず難しいですが、whose の前にある名詞(先行詞)を whose にあてはめて、「〇〇’s(〇〇のもの)」と置き換えるとスムーズに読めます。

who や which との違いもみてみました。

所有格の関係代名詞は whose くらいなので、逆に覚えやすいかもしれません。

あと、ふつうに疑問文でも使える表現なので、疑問詞としての Whose もチェックしました。

なぜかかの有名な「5W1H」に Whose は入っていないのですが、5W1Hみたいに疑問文の先頭につけて「だれの〇〇?」といえます。

日常会話でさっと使えそうですよね。

関係代名詞も残すところあとひとつ「what」です。

文法事項たくさんありますが、ゆっくり学んでいきましょう。

最初はシンプルな文を、自分や自分の生活に関することで作ってみると記憶にも残りやすいです。

今日もおつかれさまでした!